てんかん発作
2024/03/11
こんにちは。
先日、神奈川県てんかん医療・社会連携協議会主催の『てんかんの研修会・市民講座』を受講しました。
てんかん発作について、当事者の方々から貴重な意見・経験を伺うことができました。
てんかん発作について(てんかん当事者の講義より)
★てんかんはなぜ誤解されやすいのか
・てんかんは誰にでも起こりうることを知られていない。
・けいれん発作だけでは死なないことを知られていない。
・薬物治療、外科治療で8割は発作ゼロまたは緩解を知られていない。
・周囲の無知、無理解がさらに隠そうとしたり治療に主体的になれない。
・抗てんかん発作薬を飲みながら子供も産める、授乳は可能を知られていない。
★てんかん当事者の思いは、なぜ伝わりにくいのか
・意識のない発作は、その時の様子は自分ではわからない。
・意識があっても、これが発作かどうかがわからない。
・配慮して欲しいこと、配慮がいらないことをうまく伝えられない。
・慢性疾患ゆえの長いプロセスがあり、当事者の思いは揺れている。
・当事者自身がセルフスティグマから抜け出せない。
・コントロールできている患者は、発作があったことすら忘れて過ごす。
★てんかんは…
・てんかんは30を超えるてんかん症候群の総称である。
・てんかんは100人に1人の身近な病気である。