障害のある方の熱中症予防ポイント

障害のある方の熱中症予防ポイント

熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態です。子どもやお年寄りとともに、より熱中症に注意が必要なのが障害のある方です。

 

熱中症の症状 重症になると死に至ることもあります

 

・めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い

・頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、いつもと違う様子等

重症になると

・返事がおかしい、意気消沈、けいれん、からだが熱い等

 

熱中症を防ぐためにできること

日傘・帽子の着用

帽子や日傘で直射日光を避けることが大切です。可能なら、帽子と日傘を併用しましょう。

 

日陰の利用、こまめな休憩

日陰を選んで歩いたり、日陰でこまめに休憩をとって無理をしないようにしましょう。

水分・塩分補給

水分だけでなく、塩飴やスポーツドリンク等で、汗で失われた塩分も一緒に補給しましょう。

 

体を冷やす

濡らしたタオルや、冷却シート等の冷却グッズ等を利用して、体を直接冷やしましょう。

 

★介助者の方・まわりの方へ・・・

障害の中には、汗をかけない・体温調節ができない等もあります。また、のどが乾いても気づかない・自分で水分がとれない・汗をふけないため体温が下がりにくい場合もあります。

介助者の方や、まわりの方は体調の変化に気を付け、早めの水分補給等の声掛けをしましょう。